6月2日(火)夜、山科民商第3回経営セミナ-「中小業者のための融資制度について」を8人の参加で行いました。京都市の出前ト-クとして、京都市産業観光局商工部中小企業振興課から3人の職員さんが来られ、京都市の融資制度について説明。最初に、京都市の中小企業支援制度(専門家の相談等)のこと、プレミアム商品券の取扱店募集についての話の後、融資制度の状況について話されました。京都市の中小企業は、開業より廃業の割合が多いこと、今年4月から制度融資を主に6つに再編して、金利・保証料の引き下げを行ってきていること、京都府と京都市が同じ制度融資を実施しているのは全国的にも珍しいこと等の話がありました。
参加者からの質問・・・
質問 「融資はまだ一度も申し込んだことがない、どこに受付に行けばいいのか?」
京都市 「金融機関に行って受付してほしい。(支店によって対応が違うかも)」
質問 「初めて申し込みの場合、いろいろ条件が厳しいのでは」
京都市 「制度融資の条件について色々問題がある場合は京都市に言ってほしい」
質問 「不況業種の認定の基準はどうなっているのか?(業種認定がいくつもわかれており実態とそぐわない)」
京都市 「国から3か月ごと発表されている。京都市からも国に要望している。」
出された資料を見ると、京都市の融資実績が大幅に減少していました。(21年度13013件から26年度4697件、約3割に減少。)京都市の説明では、民間金融機関の貸し出しが増えている影響で、資金が回ってきて件数が減ったのではとのことでした。やはり、私たち中小業者が要求を集めて、行政に要望して共にまちづくりを進めていくことが大事だと思います。