6月4日、京都市に屋外広告物に関する申し入れを行いました。京商連・市内民商から14人が参加。はじめに申し入れ文書を提出。その後、懇談会をしました。京都市から「昨年末の時点で看板を出している業者は京都市で約45000カ所あり、そのうち7割は許可取っていなかった。現在は6割の業者が是正している。許可の手数料は今の額が妥当で、看板付け替え・撤去の補助金が考えていない。忙しくて呼び出しに応じられない方のために説明に出向くということは基本的にない(職員の人数に限りがあるので)」との回答がありました。
8月末が期限で、通知に対して返事がないと、段階的に文書の内容が厳しくなっていきます。通知が届いたり、返事をまだされていないという方は一度民商までご相談ください。今後も市内協議会として京都市と懇談の機会をもっていきたいと思います。
【申し入れ事項】
○経過措置期間である2014年8月末の期限にこだわらず、丁寧な説明と真摯な対応につとめること。「違反」 の根絶ありきではなく、全市的な合意を形成するという姿勢に改めること。
○基準に合致する看板の付け替えや、撤去に対する助成金制度を創設すること。
○店舗や事務所、工場のリニューアルやリフォームなどにも対応する「商店リニューアル制度」を創設し、中小 企業・業者の経営を支援しながら看板の付け替えも進むような支援をすること。
○事業者、市民の声をよく聞き、景観政策と京都経済振興との調和の観点から屋外広告物に関する運用基準 を柔軟に改訂すること。
○許可申請の手数料の負担軽減をはかること。
○市民的な合意を得るための施策に対する支援を行うこと。